GSX-S1000シリーズ売れてます!!~MT-09とのポジション比較~
|
SCSグループ全体でも好調な滑り出しとなった『GSX-S1000シリーズ』
今回は、カウル付きのFとカウル無しモデルのツーショット写真が撮れました。
SCSグループでは、ブラック/レッドのツートンカラーの方が若干人気があります。ブルーもSUZUKIらしいカラーリングで、どちらを選んでも後悔しないはずです♪
左側のGSX-S1000は、私の私物車両なので少しカスタムしてあります。変更箇所は、メーターバイザー・エンジンスライダー・ミラー・フェンダーレス・タンクパッドといった所ですが、メーターバイザーとミラーを変えるだけでも、だいぶ見栄えが変わります。
フェンダーレスはデイトナ製をチョイスしました。左側のノーマルと比べると、ウィンカー位置やナンバー位置がだいぶ変わっていますね。
実際GSX-S1000を私が購入する際に一番迷ったモデルが『YAMAHA MT-09』です。MT-09は去年の大ヒットモデルでして、車両重量188kgで最大出力110PSを叩き出す、ライトウェイトスポーツバイクです。お値段も大型クラスではリーズナブルな価格帯ということもあって大ヒットしました。
私(身長180cm)が跨ると、車体のコンパクトさが際立ちます。ハンドル位置もかなり手前で、上体もかなり起きたポジションです。ステップ位置も手前で低い印象。ロードスポーツモデルというよりは、オフロードバイクに近いポジションなので、ロードスポーツモデルに乗りなれた方は、少し戸惑うかと思います。
対して、GSX-S1000は、少し前傾するスポーツモデルらしいポジション。しかし、標準で装備されているレンサルファットバーは適度に絞り角が与えられ、高さもあるのでポジションがキツく感じる事はありません。少しハンドルが遠めに感じる方は、角度調整で手前にすれば、違和感も収まるかと思います。ステップ位置もMT-09に比べると、後ろにあるので、スポーツ走行時には、かかとでホールドしやすい設計となっております。
ここからは個人的な意見なのですが、MT-09は乗ると非常に軽く、軽快なハンドリング。
エンジンパワーも十二分にあり、価格帯を考えるとすごく良くできたバイクです。
気になるところは、良くも悪くも動きすぎるサスペンション。
よく動くことで軽快さも出ますが、逆に言うと落ち着きがなく、安心感も少なく感じます。峠道を楽しく走るとなると、慣れの問題も有るのでしょうが、リアのサスペンション交換はせめて必要かと思うハンドリングです。
街中を気持ちよく走る分には何も問題は有りませんので、ご安心を。
一方GSX-S1000の方は、車体価格差は20万ほどある分だけ、サスペンションの動きも上質です。
リアサスペンションも圧力側の調整こそありませんが、初期加重プリロードの調整と、伸側の減衰力の調整をしっかり自分の乗りかたにあったものにすると、すごく良くなります。
フロントフォークはフルアジャスタブルなので、納得いくまで調整可能。
そしてMT-09には付いていないトラクションコントロールが装備されていますので、145PSのパワーも安心して楽しむことができます。
カウル付きのFか、ノンカウルかで迷っている方は、スタイルで選ぶのも良いですが、高速道路を走ることが多いのであれば、間違いなくカウル付きを選んでおくべきです。私はカウル無しに乗っていますが、高速道路だと、やはり風圧がきつく感じられるので、ツーリングメインの方にはオススメしません。
と、長くなりましたが、GSX-S1000は、私自身は納得のマシンでした。特に不満はなく、とても気に入っております。排気音もノーマルマフラーとは思えない迫力で、5000回転から官能的な吸気&排気音を奏でます♪
現在各店舗で、GSX-S1000シリーズは展示中ですので、是非お店までお越し下さい。エンジン音が気になる方は、上野店まで!!お待ちしております。
SUZUKI GSX-S1000(F) ←SCSプライスはこちらから