今年も入荷いたしました『YZF-R1M 2017モデル』 SCS上野店
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今年も数量限定入荷の『YZF-R1M』が入荷いたしました!言わずと知れてきたYZF-R1の上位モデル。フル電子制御サスペンションなど、国内メーカーではこのモデルを皮切りに各メーカーが追従する形でモデルチェンジが相次ぎましたね。
性能は『YZF-R1』が現行のモデルになり、その後のレース結果がすべてを物語っていますね。
全日本ロードレース(MFJ)2015・2016年間チャンピオン。真夏の祭典・鈴鹿8時間耐久ロードレース2015・2016チャンピオンと、国内最高峰のロードレースを2年に渡り二連覇しております。スーパーバイク世界選手権(SBK)では、相性が悪いのか思うような成績は残せていませんが、抜群の成績と言って良いでしょう。
近年のスーパースポーツは、これでもか!というほど、シェイプアップされており、車体の大きさなどは、同社YZF-R25などと比較しても、全長や全幅は小さいくらいです。
2015モデルからのYZF-R1は、海外メーカーに対抗できる市販モデルを、日本メーカーが本気で造ろうという事で開発された価格度外視のプレミアムモデルです。アッパーカウルもカーボン素材で作られています。ドゥカティなどは市販ストック状態で、オーリンズ製サスペンション・ブレンボキャリパーなどを装備していることは当たり前で、どうしても雑誌などのインプレッションですと、サーキットで使ってテストしますので、国産モデルと海外モデルとでは、装備の差でインプレッションにも海外モデルが有利な事が書かれて、悔しい思いをしたようです。
タンクはアルミ製。素材地を生かした仕上げとなっております。
大胆なデザインのテールカウル。
フロントフェンダーもカーボン製。ホイールはマグネシウムホイールを採用しております。
スイングアームもアルミ素材を生かした、クリアー仕上げ。
2017モデルから、今まで付いていたアクラポビッチマフラーに変わり、純正マフラーに変更されております。それに伴い、車体価格も10万円ほど値下げされています。今年からユーロ4が施行され、日本の基準もヨーロッパ基準に合わせていく動きがあり、メーカーも各国に向けて、作り変える必要がなくなったため、そのままのマフラーで販売できるようになったためでしょう。
そして、YZF-R1Mの代表的な装備が、オーリンズ電子制御サスペンション。国内メーカーモデルとして初採用。(現在はホンダCBR1000RR SPにも装備されています)
電子制御とは言っても、基本的なプリロード調整は手動で行います。ダンパーの調整は車速やバンク角、前後ブレーキの情報を車体IMUが演算し、シチュエーションに合わせた適切な減衰力になるように瞬時に調整(補正?)してくれます。
前回YZF-R6のブログでも、足つきチェックをしてくれたスタッフ青地に、YZF-R1Mも足つきチェックしてもらいました。→前回のYZF-R6の記事はコチラから
YZF-R1Mのシート高は855mm国産モデルでオフロードモデルを抜くと、圧倒的なシート高です。対するスタッフ青地のスペックは身長168cmほど・・・
こ・これは・・・!!
いわゆる『バレリーナ状態』というやつですね!!確かにきつそうですが、車体は軽いので、慣れれば問題なさそうとの事。
片足つきだと、結構着きます。これなら大丈夫そうです。
車体は非常にコンパクトですが、カワサキZX-10Rや、ホンダCBR1000RRに比べると、やや前傾度が高いかな?という具合です。
現行にモデルチェンジしてから3年目となりますが、性能面に関しては、やっと他メーカーが追いついてきたという印象で、他メーカーに劣るという事はまったくと言っていいほどありません。
現在SCS上野店では、YZF-R1M・YZF-R6・ZX-10RRなど、普段なかなか展示できないスーパースポーツモデルが展示してあります!!是非ご来店くださいね!!