シグナスX快速化のススメ☆
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このブログをご覧の方の中に、ヤマハ シグナスX乗りっていらっしゃいますかねぇ?
ごく少数かもしれないですが、今回はそんな方々にチョット耳より(?)なお話を。
ちなみに、私も通勤はシグナスです!
日本国内仕様のシグナスX乗りの方は、恐らくほとんどの方がお持ちであろう不満、常用速度までの加速の鈍さ。
出足だけで考えると、50㏄のスクーターにも一瞬前に出られてしまうこともしばしばあります。
これは、日本の厳しい騒音規制・燃費への要求と、耐久性を満たすための、いわば「押さえつけ」によるものなんです。
簡単に説明すると、クラッチのミートポイントを低回転に設定し、そこからの加速は重いウエイトローラーでなるべく低回転を維持したまま加速をしていくようにセッティングされているのです。
これらのセッティングは、確かに燃費や耐久性はそれなりに期待できますが、正直それ以上に「ストレス」が溜まるのも事実です。
これを解消するのに効果的なのが、「駆動系のセッティング」です。
「速い」といわれている台湾向けシグナスは、ウエイトローラーが9g×6に設定されています。
それに対して、日本国内向け2007年モデルは15g×6個となっています。
これによって、60㎞/h付近までの加速がパワーバンドを外れてしまっているため鈍くなってしまっているのです。
これを台湾向けと同じ9g×6個に交換するだけで、かなり加速感が変わります。
出足からすぐに高回転を維持しているのが、体と音で実感できます。
具体的に表すと、60㎞/hまでの到達時間が・・・
ノーマル15g×6個・・・10秒程度
変更後9g×6個・・・6秒程度 (ともにあくまでも「目安」です)
と言った具合に向上されます。
「たった4秒程度?」と思う方も居るかもしれないですが、正直格段に違います!
クラス最速と言われている、スズキ アドレスV125に迫る加速を見せてくれます。
もちろんメリットばかりではなく、高回転を維持することにより燃費は多少ダウンしてしまいます。
が、そのデメリットよりも精神的な余裕が生まれるメリットの方が大きいと思います。
費用的にも、コミコミ1万円前後で出来るお手軽カスタムです♪
今回は「Stage1」と言うことで、ここまででお開きとさせていただきます。
次回、Stage2に乞うご期待!!(公開日未定・・・)
(写真なくてスイマセン、撮り忘れちゃいました・・・。)
SCS白山本社 イトウ