SCSツーリング in 秋の甲州
|
ヘルメットの内装セットを交換したのですが、購入時と同じサイズのパットのはずなのに、かなりの圧迫感が・・・。
サイズ間違えた?、と思いましたが、よく考えたら僕の顔がサイズアップしていただけでした。
さて、10月も中旬を迎えましたが夏日まであと一歩という陽気に包まれた10月18日。
穏やかな日曜日の朝8時、絶好のツーリング日和の中、SCS白山本社前には14台のバイクが。
今回のSCSツーリングは、富士五湖周遊。日本一の霊峰・富士山を間近に見に行こう!となりました。
簡単に流れを説明し、8時15分にSCSを出発。都内は普段の平日のような渋滞もみられず、順調に首都高へin。
そのまま中央道に接続して気持ちよく走行、八王子料金所を経て最初の休憩ポイントである談合坂SAへ。
今回は女性の方も3名が参加。男性ばかりのストイックな旅も良いですが、やはり「華」が咲くとひと味違いますね。
ここで給油も行い、続いて目指すは一宮御坂IC。
が、ここでハプニング勃発!IC到着後、誰ともなく発せられた一言。
「・・・あれ?1人足りない!?」
メンバーに一瞬の緊張が走りますが、大月JCTを河口湖方面へ行ってしまったことが判明。
SCSスタッフ2人をICに残し、第一陣は次のポイントである「天下茶屋」へ向かいます。
IC出発からおよそ20分後、ちょうど第一陣が到着したところにICに残っていたスタッフ・池田より、
「無事ピックアップ!!これから向かいます」の連絡が入りました。
先行メンバーも胸を撫で下ろし、天下茶屋前にてしばし休憩。
と、ここでひとつウンチクを・・・。
この天下茶屋、井伏鱒二が夏になると訪れ2階の部屋で執筆活動を行い、そこにかねてから交流のあった太宰治が「思いを新たにする覚悟」で訪れ、その隣部屋に60日ほど滞在。未完ながらも「火の鳥」を執筆したそうです。そこから見える景色は、太宰に「風呂屋のペンキ画、注文通りの景色」と富岳百景の中で言わしめた絶景が眼前に広がります。
そして無事に後発メンバーも合流し、再会を喜びます。
安堵感の中で、太宰治を唸らせた見事な富士山を背景に記念撮影!
逆光の為、皆様懐かしの「ガングロ」状態となっておりますが、それほど天気が良かったということでお許しを・・・。
勇壮な富士山を胸に焼き付け、今度はメンバー全員で御坂峠を下り河口湖へ。
そこでお待ちかねの昼食タ~イム♪
今回は、甲州名物「ほうとう」を皆様に楽しんでいただこうということで選びました。
ここで改めて詳しい自己紹介など談笑を楽しみます。
エネルギー充填も完了して、パチリ。
そこから程なく進み、河口湖畔へ。
湖面を吹き抜けるさわやかな秋風を感じながら、SCSツーリング恒例の全車整列しての記念撮影を敢行!
相変わらずの快晴による日差しのため、富士山バックとはいきませんでしたが、これも楽しみの一つです。
参加されたお客様からも14台一挙整列の迫力に感嘆の声が上がり、我々も嬉しい限りです。
ここからは河口湖~西湖の湖畔を走り、青木ヶ原樹海の中にある富岳風穴(ふがくふうけつ)へ。
外気温はおよそ20度、風穴内はなんと0度前後(!)洞窟内に降りる階段途中からすでにひんやりとした風が。
残念ながら季節の関係で氷柱を見ることはできませんでしたが、富士山の胎内に入るという貴重な体験をしました。
自然の力の偉大さを身をもって感じ、いよいよ帰路に着くこととなります。
精進湖から甲府南ICまで最後のワインディングや素晴らしい景色を楽しみながらも、少しづつ日常の生活に戻りつつある風景に変わっていく様に一抹の寂しさを覚えたのは、きっと僕だけではないはずです。
そしてついに甲府南ICより中央道に乗り、一路東京へ!
道中は渋滞等もございましたが、無事石川PAで解散。
序盤のヒヤリ!としたことも忘れさせるような、最高の景色を最高の気候とメンバーの中で満喫する事が出来ました。
参加された皆様、本当にお疲れさまでした!!