オススメカスタム~見た目の良さと性能UPを果たすチェーン・スプロケット交換~
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雨の多い9月が終わり、10月は晴れ間が多いと良いですね。
さて、今回はオススメカスタムとして、見た目と性能UPの両立を果たす、チェーン・スプロケットカスタムのご紹介となります。

今回取り付けたのは、X.A.M(ザム)製X.A.Mプレミアムスプロケット・フロントスプロケット、RK製X-XWゴールドチェーンでございます!

カスタム車両は、今回は私の車両で行いました。お客様にオススメするには、私もやってみないとわかりませんからね(笑)

雨の日の閉店後に作業したので、背景が小汚くて申し訳ございません、バイクも濡れているし・・・まずはサイドカウルを取り外し、チェンジペダルなどを取り外し、フロントスプロケットカバーを取り外します。

ここから、チェーンを切断し、フロントスプロケットを交換。今回はチェーンの太さを530→520へ入れ替えますので、フロントスプロケットの取り付け向きも注意です。

リアスプロケットの厚みを見比べると、右側がノーマル530サイズ、左が入れ替える520サイズとなります。明らかに薄くなりますね。チェーンサイズ530から520コンバート(入れ替え)は、フリクション(抵抗)の軽減やバネ下重量の軽量化などなど・・・ホントに体感できるの??という疑問は正直私もマユツバでしたので、今回やってみる事にしたのです!!

当店、サービススタッフ青地に手伝ってもらい、作業は進んでいきます。

リアスプロケットを取り付け、ホイールを仮付けし、くるくるっとドライブチェーンをスプロケットに這わしながら取り付け、ジョイントで連結しカシメます。

あとは、チェーンの弛みを調整し取り付け完了です。意外とドライブチェーンとリアスプロケットは、目に見える部分ですので、消耗パーツながら見た目満足度の高いパーツですね♪

交換後、明らかに車体を押したり引いたりが530チェーンの時より軽くなっています。スプロケットもX.A.Mプレミアムスプロケットには、『カシマコート』という特殊なコーティングが施してあります。
カシマコートとは、硬質アルマイトに潤滑機能をもたせて、耐摩耗性の向上・低フリクション目的とした潤滑アルマイトです。
自転車のマウンテンバイクのFOX社製フロントフォークのインナーチューブに採用されているなど、機能もさることながら、見た目の高級感にも貢献するコーティングです!!

さて、交換後に家まで乗って帰るわけですが、走り出しから明らかに出だしが軽やかです。感覚的な話になるので、各々感じ方は違うとは思うのですが、チェーン・スプロケットを今回交換した事により、およそ1Kgほどその部分だけで軽くなっています。チェーンやスプロケットは走り出すともちろん常に回っていますので、軽量化+低フリクション(抵抗が少なくなる)によって、出だしが良くなったように感じ、アクセルオフの減速時にも、スイ~っと、気持ちよく転がっている感覚があります。
数値として出ないものなので、うまく説明はしヅライのですが、抵抗をあまり感じなくなったことにより、アクセルワークのダイレクト感向上や、車体バンク時のリアタイヤの状況(グリップしている感覚等)が良く伝わってくるように感じられました。

車種によりますが、大まかに工賃含め50,000円前後でできるカスタムとしては、見た目の向上と感覚的な性能UPを果たす、チェーンスプロケット交換はオススメであります。消耗品ですので、次回交換時にカスタムしてみるのも良いかと思いますよ!!
ちなみにチェーンカラーもシルバー・ゴールド・ブラックがあり、スプロケットに関しては、カシマコートにこだわらなければ、ブルーやグリーンのアルマイト加工が施されたものもあり、ドレスアップパーツとしても優秀です。
以上になりますが、このようなカスタムのご相談もお気軽にお申し付け下さいませ!!