また今年もこのブログを書く日がやって参りました。2017年、営業最終日。年末の挨拶をさせて頂きます。
当社は今年”40周年”という節目を迎える年となりました。創業での数えは67年と中途半端ですが、”SCS”の新名称では40周年のアニバーサリー♪
物事の区切りとして今まで歩んだ道のりや原点を振り返るには格好の年だった気がします。そして今年もまた二輪業界では注目を集めた商品やヒット商品が誕生し、喜怒哀楽も含めていろいろなニュースや話題が世の中を駆け抜け、時代は少しずつですが変化を遂げている様子です。
2017年。一年を少し振り返ってみましょう。
まずは業界トップシェアを誇るホンダから!今年は当社同様"アニバーサリー"な出来事がありました♪HONDAブランドその原点とも呼ぶべき世界のスーパーカブ。2017年10月ついに世界生産累計1億台達成したそうです。偉業ですね♪
東京モーターショーでは新型カブも発表されMADE IN JAPAN×丸目ライトとして復活。参考出品車ではカブ第一号機C100へのオマージュを表現した「スーパーカブC125」も登場♪ 2018年にはカブ誕生60周年を迎えるそうで、まさに節目となる地点で原点回帰した感じですね!
他にも興味深かったのがPCX EV仕様、HYBRID仕様の登場。四輪にも言える事ですが「運動性能」というよりは「環境性能」や「安全性能」。
AI、EV、PHV等が最近では旬なキーワードとなっている模様で、馬力や最高速度より自動運転、衝突回避、水素、電気などの排ガス0等に重きを置いてますので、二輪界が遅れを取らぬ為にも国内初となるHYBRIDのニュースは明るいニュースだったかと思います。
他にも世間の注目を集めYahooニュース等でも話題となったモンキーの生産終了話。限定500台に対し予約注文が殺到し、最終的には高倍率の抽選になったのはご存じの方も多いはず。そもそも生産終了になった背景には二輪市場の販売低迷である事は確実ですが、今年欧州の排ガス規制EURO4に対応出来ない事が終了となった直接の要因かと思われます。これはモンキーに限った話でなく、今年排ガスで生産終了を宣告されたモデルが多々存在します。
例えばヤマハWR250X/WR250R、突然の生産終了宣言は衝撃でした。当店では売れ筋モデルだったので(汗)。名車SR400をはじめ、ドラッグスター、セロー、VTR、フォルツァ等も同様。その中には後継予定があるモデルも存在しますが、多くが今年最後とは残念な出来事でした(涙)。
ちなみに当店では生産終了車もまだ隠し玉があり!是非ご相談を(笑)!
そして「2017」で忘れてならないのが上半期の台風の目となった「CBR250RR」の存在。昨年の予想は的中し3月発表後、瞬く間に予約数が年間計画生産数に達してしまった模様で、当店でも納期に数ヶ月要してしまう事例が発生し皆様にはご迷惑をお掛けしました。
Hotな最新ニュースとしてカワサキから王座奪還を狙う対抗馬として新型「Ninja250/400」がXmaxに正式発表されましたね!
今の普通二輪で乗れるスポーツモデルの完成度の高さには本当に驚くばかりです。このくらい高性能で所有感が味わえるのなら250/400ccで十分と思ってしまうほど。もちろん大型バイクも魅力的ですが、技量や用途に合っているか?等を見つめ直すには、これら新型車の登場が良い機会となるかも知れませんね♪
今年下半期に話題を独占したバイクと言えば「Z900RS」ではないでしょうか?伝説のモデルZ1/Z2を知っているオールドファンをはじめ、その時代を知らぬ世代からも支持されるであろう話題の一台。東京モーターショー、ミラノEICMAショーでの注目度の高さからも既に人気の度合いが伺えます。
ミラノEICMAショーと言えば、2017年は「V7」シリーズ誕生50周年でMOTO GUZZIブランドにとっても節目だったようですね。
先月(11月)に当ブログのイタリア紀行でお伝えした通り工場見学もさせて頂きました!イタリア道中では今月任期を終え退任されたPIAGGIO JAPAN社長 ファビアーニ氏にご同行頂き大変お世話になりました♪
先日も事務所移転オープニングセレモニーにわたくしも出席させて頂きましたが沢山の方たちに囲まれてのお別れ会でもありました。
フットワーク軽く、いつも気さくでフレンドリーな方だったと改めて痛感。お疲れ様でございました。来年もまたベスパの楽しいイベントがあると良いですね。
ベスパと言えば...
今年例の排気ガス規制のためベスパPX125/150やGTS250等の人気モデルが販売終了になってしまいました。今後一抹の不安もありましたが、Sei Giorniをはじめ、その大きな穴を埋めるべく魅力的モデルが来年は続々と登場する予定。2018年は期待が膨らみますね!
期待が膨らむと言えば....
2018年、当店はお客さまのバイクライフをより素晴らしいものにするために、高いレベルで期待に応えられる最上位クラスの販売店「
ヤマハアドバンスディーラー」になることが決定しました。
最上位の名に相応しい商品構成(ラインナップ)やサービスで頑張りたいと思います。
昨年もお伝えした通り、新販売チャネル構築によって、取扱い車両制限がスタートされる残念なニュースがある中、ヤマハブランドに関しては強化・充実させる試みとなります。いやいや今から楽しみです♪
というコトで、例の如く瞬く間に一年が過ぎてしまいましたが、今年も皆様から沢山のご愛眼頂きまして誠にありがとうございました♪
来年もより一層のご支援、ご愛顧を賜りますようSCS社員一同心よりお願い申し上げます。皆様が輝かしい新春をお迎えくださいますよう心よりお祈り申し上げます。