バイク天国☆イタリアの旅2019 EICMA PIAGGIOブース その2

ボナセ～ラ☆白山店の佐藤でございます。昨日からスタートしました「バイク天国☆イタリアの旅（2019年版）」。毎回恒例となりますが、まずはEICMA2019のPIAGGIO社ブースの模様からお伝えしようかと思います。でもその前に....
ここはEICMA会場に入る手前の場所。11月7日（木）から始まるミラノショーですがこの日は11月5日（火）のプレスデー初日。



どうしてこんなに混んでいるのかと思ったら飛行機の手荷物検査ばりのセキュリティチェックでした～。今までこんなんあったっけ？と感じながら列に並びます。今回ミラノで待ち合わせしたPIAGGIOネリ社長も同行でホテルから地下鉄で会場入りしました。ちなみにミラノ市街地の中心からEICMA会場までクルマだと小一時間かかりますが、さすがは電車、約半分の時間で到着することが出来ます♪駅からのアクセスも超簡単で「東京ビッグサイトサイト駅」をイメージしてもらうと良いでしょう。いつもに増して弾丸トラベルだったので助かります。2020年 EICMAを検討されている方は是非メトロで時短がオススメです♪【Mメトロ Fermata Pho Fiera Milano 駅 2.0€】歩くエスカレーターを長いこと進むとPIAGGIOブースがある建物のレセプションゲートを発見！！ここでプレスデー用のチケットをGetするのですがPIAGGIO Groupのみ”VIP LANE”というサインがありました。何故にPIAGGIO社だけ？やはりイタリアではPIAGGIO様なのか？等と色々な憶測をしながら会場内へ（笑）。朝イチバンに入ったので、まだ人の数も疎ら...というか、貸し切り状態かも。さすがはプレスデーですね♪展示されている中にはカバーで覆われてるモデルがいくつもあります。謎のベールで覆われた中身は、全く謎でなく”ELETTRICA”で間違い無いはずですが、オトナな対応をしておきます（笑）。コレクションボックスのようなカワイイ展示方法ですね。見たことのない素敵なカラーのベスパがあります。

特にこちらのカラーのGTSが個人的にはグッときました。

ミントよりも薄く、アイスブルーのように淡くカワイイ色♪

その手前にはGulFのスタンドがイメージとして置かれ”Racing Sixties”と書かれて何台かのベスパが！！これはニューモデルで予測不可能。

その”Racing Sixties”の横にはVespa販売店なら必ず一度は開梱したことがあるであろう見覚えある箱。ちなみにこれに入って工場から遥々日本へ来るのです。箱の中身はなんだろう....
冒頭ではイベントガールの笑顔にやられてしまい十分にチェック出来なかったGTSですが、こちらはSei Giorni ED2では既に日本輸入されている最新エンジン搭載の「GTS Super Tech HPe 300 ABS ASR」。

小型キャリアを装着してます。ボディカラーのグレーをはじめ、通常はクローム部をブラック化させたり、シートステッチやホーンカバー等をイエローの差し色を使っている模様。画面では見づらいですが、メーターもELETTRICAのようなカラーメーターに変更されていますね。

こちらはご存知Vespa946 Red....かと思いきや、一方はPrimaveraの”Red”バージョンを発見！
MOTO PLEXコンセプトに基づいてレイアウトされた用品アパレル類。
メルメットもバラエティに富んだ構成はさすがPIAGGIOグループ。
こちらはMOTO GUZZIエリア。雰囲気こそ違えど、展示方法は同グループだけあってまとまっております。コレクションボックスの棚には通常のV7が展示されております。手前のエリアにはカスタムコンセプトモデルなどがズラリ！
今は日本で販売がされていないV7 Racer。V7ⅢSTONEのタンクは艶消しシルバーで、すでにHライトはNight Packと同様のLED仕様になっています。ビキニカウル装着のスポークホイール仕様のV7ⅢSPECIALも現在日本では販売されていないモデルです。バーエンドミラーが今のトレンドを物語ってますね。こちらはV9ボバーですが、同じくバーエンドミラーが装着されております。

モトグッツィ期待のADVENTUREモデル「V85TT」。

カウルデザイン、LEDヘッドライトやボディカラー等にも注目。

MOTO GUZZI V85TT Officine Rossopuro

V85TTトラベルも登場！初めてみるカラーリングです！今年のピアッジオグループのブース。なんと中央には特設トラックが用意されている！？
サーキットコーナーをイメージしたディスプレイ、RS4 125やRSV4の展示されております。現在日本では輸入がされていないRS4 125ですが、需要はあるので復活して欲しいものです。またレースモデルとしてRS250が出たようですが、日本では高速にも乗れる126cc以上の軽二輪モデルの復活も熱望しております。RS4原付二種の日本への輸入が無くなったトレードオフとして新たに加わったRX125とSX125のオフロード、モタードシリーズ。完成度の高さから注目度もあり当店では中々の好セールスとなっております。こちらについても126ｃｃ以上のモデルがもし日本で発売されたら絶対はねるのになぁ...と思います。何せ現在日本ではピュアオフロードモデル及びモタードモデルが壊滅状態ですので。

そんな中、SX125ベースで、超クールなカスタム仕様が出展されてました。

A New Era Begins。熱帯雨林をイメージした展示台に一台のバイクが。

新しい時代の幕開けとでも言いましょうか...アプリリアから大型でADVENTUREっぽいのが出るのかも。葉っぱが多くて中身が見えないため、乞うご期待デス。

続いてはPIAGGIOブース。日本ではあまり流行っていませんが、ラージウィール抜きではイタリアンバイクは語れません。PIAGGIO社創業以来の象徴がVespaだとするならば、ラージウィールは屋台骨と言っても過言ではありません。ちょっと小柄なボディサイズが使い勝手良い、大人気リバティシリーズや

しっかりとしたボディサイズを持ち、走りに特化させたビバリーシリーズ。
このあたりのシリーズは過去に日本でも発売経験がありご存知の方も多いのではないでしょうか♪
こちらはmedley（メドレー）シリーズ。日本では発売がまだなく、GTS150Superが水冷になった時にこちらのモデルのエンジンが使用されたと聞いております。

そしてみなさんご存知の方も多いと思いますが「MP3」シリーズ。石畳みの道でも安定した走りが出来る三輪の特性をさらに進化させたのが此方のバイクだったかと思います。
3輪でスウィングするバイクはMP3が元祖であり、ヤマハのトリシティ等をこちらのモデルを十分に研究した上で発売されましたのは有名な話。色々な種類が発売されている様子で、我々が昔日本で巾井していた頃とはデザインが全然違う仕様を発見。またいつか日本市場へ復活する日が来ると良いですね。

そして12：50から始まったPIAGGIO社のプレスカンファレンス。今後のビジョンを伝えると共にニューモデル発表します。

RS660とTUONO660の発表。

SHIVERやDORUSODUROの輸入がしばらく無くなってる今、待望のミドルクラスの登場で日本導入がされるかどうか気になるところです。
カワサキNinjaシリーズのようにフルカウルとネイキッドの二系統で発売されればベストですね。注目のモデルです。

ところで、あの箱に入っていた気になる中身がコレ！ 派手ですが、カワイイベスパですね♪

↓写真左がアメリカン人のデザイナーのショーン氏。

これまで自身のデザインがNIKEやルイビィトンといった世界有名ブランドとコラボレーション。世界が注目する人気デザイナーであり、ベスパブランドを手掛けた作品。

イメージ的にはシュプリームやカウズのような感じの方でしょか（笑）？　なにやら彼はジャスティンビーバーとマブダチらしく、凡人から見れば、彼同様に発想がぶっ飛んでる？と思われがちですが....

何事においても先を行く人とはそういうことです。

後に時代が付いてくるピカソのような才能をお持ちな方かと存じます。

こちらも日本導入が楽しみですね（笑）♪

これがRacing Sixties。

色はグリーン×イエロー。ホイールカラーはゴールド。

60年代もイメージしたモデル。ロータスカラーとなります。

他にもホワイト×レッドの組み合わせもあります。こちらも日本導入楽しみですね！

プレスカンファレンスが始まる頃にはカバーで覆われていたベスパ ELETTRICAもお披露目されてました。時間の経過と共に会場内も徐々に各メディアが取材人が訪れ、eimca2019 piaggioブースは例年同様の盛況ぶりでした。

というコトで、今夜はここまで♪また明日以降続きをお伝えしたいと思います。

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