SCS上野スタッフ武田のXSR900納車3ヶ月感想インプレ!SCS上野新館
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2023年 05月 19日
こんにちは、SCS上野新館の武田です!
本日は、私のニューマシン『ヤマハ XSR900』の、納車後のインプレを少々書きたいと思います。 3ヶ月ほど乗りましたので、本音で語りたいと思います。 搭載されているエンジンは初代MT-09より続く『直列3気筒エンジン』、2014年に出た当初に乗った時は、かなり尖った扱いづらいエンジン特性だと感じました。電子制御もABS位しか付いておらず、軽い車体とフニャフニャサスペンションと相まって、アクセルを開けるのが少し怖い印象。 そこは、8年の間にずいぶんと改善され、細かい電子制御技術による恩恵で、ずいぶんと扱いやすいエンジンとなりました。4段階のパワーモードは、『3』などに設定すると、アクセル反応が鈍くなり、ゆったりツーリングや街中での走行などは普通二輪クラスを扱うように乗れます。 コーナリングABSも搭載されており、六軸IMUによる制御で、車体が傾いた状態で強めのブレーキングをかけると、ABSが作動し、スリップを抑制します。 総じて、大型二輪にしては、扱いやすいモデルと言ってよいでしょう。 次は気になるところを少々・・・ まず慣れるまで気になるところが、シート位置。現行のラインナップの中では、かなり後方に位置し、ハンドルからシートまで遠く感じる方が多いと思います。特に私の場合は、ハンドルバーを変えてしまったので、前傾気味なポジションとなります。170cmほどの身長の方だと、腕の長さにもよりますが違和感を覚える方もいるかもしれません。 ベースモデルがMT-09ですので、ステップの位置がシート位置に対しては、前すぎるのが気になる所です。MT-09はタンク長が短く、シート位置も前のほうなので、ステップ位置も程良いのですが、XSR900ではステップ位置ももう少し下げたいところ・・・ ![]() ![]() あと実体験としては、既にMT-09(SP以外)ユーザーやXSR900ユーザーの方に試してほしいところは、リアサスペンションのダンパー調整です。 個人的には、プリロードの調整も大事ですが、XSR900のノーマルリアサスペンションは、ダンパー調整による乗り心地の変化が大きいので、是非試してほしいと思います。 タンク左下のフレームに小さなカバーが付いており、それを外し覗き込むとダンパー調整ができるアジャスターが見えます。最大に緩め、最大に締めても3回転ほどしか調整幅がありませんが、半回転緩めたり、締めたりするだけで、乗り味がだいぶ変わりますので、お試しあれ。 ツーリングに行くと、前に乗っていたのがGSX-R1000でしたので、どうしても高速道路での風圧がきつく感じるのと、速度を出した時のブレーキングやコーナリングの安定性などは、残念ながら比べるまでもありませんが、程良いパワー感、程良いコーナリング性能を備えたモデルです。 XSR900にはスーパースポーツ程の絶対的な性能はありませんが、同じクラシックよりなフォルムのW800などのモデルではパワー・性能的に満足できないユーザーさんに適したモデルでございます。
by scs_style
| 2023-05-19 16:03
| STAFF武田コラム
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